【Owenおすすめ本・サービス】トロワアンジュ|金山恵美子|幸せをつかみ取る婚活Lesson

ここからは第二部です!
婚活プロフィール写真における、Emikoさんが書籍やSNSでも熱量を込めて仰っている「ひとさじの女性らしさ」や「ほどよいセクシーさ」とは、具体的にどのようなことでしょうか?



結論、その人その人によって魅せるポイントが変わると思っています。
例えばショートカットの方なら少しデコルテを見せるとか、ロングヘアの方なら髪の艶を意識し緩くでいいので必ず裾は巻く、など。
また、女性は二の腕の太さを気にしますが、男性はそこまで気にしてない。
むしろ夏はノースリーブの方が、ほどよいセクシーさを与えられると思ってます。
ただ、その分肌色を出す分量を考えることかなと。
ノースリーブで膝丈とかは今の時代にフィットしません。
ノースリーブならロングのワンピースなど、自分の中で肌色を出す分量と場所を意識するとセンスも良くある程度の品の良さを保ちながらセクシーさも出せると思います。
ちなみに私が会員の皆さんにお伝えしていることは
「髪の色は明る過ぎず暗過ぎず(トーン6から8がベスト)にした方が良いよ」ということです。
真っ黒は硬く重く見えるし少し性格も暗く見えがち。
かといって明る過ぎたり赤茶色みたいな髪の色は雑な生活をイメージさせ、品のある色気とは言えません。
この塩梅が大事かと思っています。



人によって魅力的なパーツが異なりますから、どの部分を抽出してアピールするかが大事ということですね。
男性がプロフィール写真で特に気をつける点を、いくつか教えていただけますか?



何はともあれ清潔感。
スーツに皺がないか、サイズは合っているか。
そこがズレているだけでどんなに他が良くても何かしらの違和感に繋がります。
また、一般的に女性ウケしやすい色や柄のネクタイがどんなものかを知ることも大事かなと思います。
あとは姿勢と髪型、表情ですね。
男性会員さんには体型に関わらず胸を張り姿勢良くいていただきつつ、今どき感のある髪型や笑顔とキリッとしたお顔とのギャップで抜け感を出すことを意識しています。



「何はともあれ清潔感。」まさにですね。
清潔感ってなに!?という男性は、Emikoさんのこのコメントをご参考に見直していただけると良いと思います。



ここまでは「見た目」に関することをお伺いしました。続いてプロフィール・自己PRについて進めていきたいと思います。
「ありがとう、ごめんなさいが言える人」、「見た目より若くみられます」という記載は、どういった点から推奨するのが難しいとお考えでしょうか?
改善点も併せて教えていただけますと幸いです。



ありがとうごめんなさいが言える人、これ若い男女がそれを書いているとそれだけで「自分には甘く、人に厳しい人」なイメージですし、大抵の場合その感覚が外れたことはないです。
ありがとうやごめんねが言えるというのは基本的に大人になれば当たり前であることが大前提。
それをいまだに自ら求めるって相当ご自身は人に厳しく無駄な正義感が強い方なんだろうなと感じます。
見た目が若く見えます、は自分で申告しなくて結構。
見る側が勝手に判断しますので、ということです。
改善点としては、どちらの方々も自分という人間がそんなに大した人ではないこと自体を俯瞰できてないのが問題であると思うので、自分に甘く人に厳しいその性格が婚活を困難にしていることを知ることが大前提。
ただ1人ではそれに気付けないので、婚活において、あらゆる事実と結果というデータを元に仲人からの指摘で改善していくしかないと思います。



この記載をするだけで、多くのマイナスなイメージをお相手に与えてしまうわけですね。
会員様の何気ない一言からその人の課題を見つける力がずば抜けていらっしゃるんだと感じました。
結婚相談所では、ご本人のPR(自己PR)だけでなく、私たち仲人が第三者視点で会員様をご紹介する【担当カウンセラーPR】というものがございます。
Emikoさんは担当カウンセラーPRに命を掛けているとのことですが、どうしてそこに全力をかけるようになったのでしょうか?
個人的にも勉強させていただきたいのですが、言える範囲でコツやポイントを教えていただけますか?



やはり婚活では最初のスタートダッシュで希望条件の方々に会えるプロフィール作りを徹底しています。
写真一枚とってもそうですし、プロフィール文や何はともあれ「この人なら会ってみたい」と思ってもらえるような、お見合い成立率の高いプロフィールを作って初めて、そこから気持ちよく活動スタートしていただきたいからです。
その上で実際に2ヶ月くらいでみなさん一通り希望条件を満たしている方々とたくさん会えたとき、その先にそのまま繋がっていく人2割、残りの8割の方々はモチベストン期が来ます。
その時に初めて、「あなたの希望条件のここの部分ってそもそもそこをこだわるところではなくない?」とか「希望条件を満たした方々に会えてるけどその先に進まない理由はどこにあると思う?」という棚卸しをしていくことが大事だと思っています。
自己理解されるための面談や、理想とする異性への対応の仕方も併せてアドバイスし、それらの方々もしくは「本当に自分に合う方」が明確になった際に、スムーズに交際を進めることができるようにしていくのが私の仕事です。
そのとっかかりであるプロフィール文や写真、カウンセラー紹介文においては彼ら彼女らのポテンシャルを決して「盛る」ことなく最大限の魅せ方を工夫してあげることは、仲人としてやらなければならない最低限の仕事と考えています。
また、コツとポイントですが、仕事においては特に、専門用語などは使わずに、ある意味中学生が読んでもずっと頭に入ってくるくらいの分かりやすい説明を心掛けます。
カウンセラー紹介文は、会員さんが可愛いあまりの贔屓目のただ褒めるだけのものには決してしないことがポリシーです。
彼彼女が放った何気ないひとこととか雑談において出てきたちょっとした会話も全て入会面談で記録するのはそのためです。



おお..
企業秘密の雰囲気がヒシヒシと伝わってきます。貴重な情報をご提供いただき本当にありがとうございます!私も次回の担当PR作りに活かして参ります。



ここからはSNSでは公開していない、Emikoさんへの独自インタビュー内容です。次のページへどうぞ