お見合いの手土産は必要か?男性が喜ぶ“ちょうど良いお礼”とは

IBJのお見合いでは、お茶代は男性が支払うという前提があります。そのため女性からはよく、
- 「お礼として何か渡したほうが良いですか?」
- 「手ぶらだと失礼にあたりますか?」
といった相談が寄せられます。
結論は、次のようにとてもシンプルです。
手土産は“必須ではない”。でも、選び方次第で好印象につながることがある。
無理に準備する必要はありませんが、相手のことを考えて選んだ手土産は、時に大きなプラスに働きます。
なぜ“プロフィールを見た上での準備”が喜ばれるのか?
IBJ婚活の現場で、仮交際を希望する理由として最も多いのが、
「プロフィールの内容をもとに話をしてくれたのが嬉しかったから」
というものです。
これは、単に会話が弾んだからではありません。
「自分のために時間を使ってくれた」
「事前に準備してくれた」
と感じた瞬間に、相手への評価が上がるためです。
心理学でも、人は自分のために払われた注意や労力を、大きな好意として受け止める傾向があるとされています(パーソナル・アテンション/返報性の原理など)。
実は“手土産”も同じです。
- コーヒーが好き → スティックコーヒー
- 読書好き → しおり
- 甘いものが苦手 → 甘さ控えめのお菓子
- デカフェ派 → カフェインレスの紅茶
こうした小さな工夫は、ただの物ではなく、「あなたのプロフィールを読んで選びました」というメッセージになります。
手土産を渡すなら守りたい“3つの基準”
相手の負担にならないもの
相手が持ち帰りやすいことが最優先です。目安は500〜800円ほど。バッグにすっと入るサイズが理想です。
義務感ではなく、自然な気持ちで選べるか
「渡さなきゃ失礼だから」「誰かがやっていたから」という義務ベースは、不自然さが相手に伝わりやすく、逆効果になる場合があります。
一方で「感謝を形にしたい」という自然な気持ちがあれば、どんなに小さな手土産でも好印象につながります。
タイミングは当日にこだわらなくてよい
仮交際の成立後、初回デートで「先日はお茶をごちそうさまでした」と改めて渡す方が、受け取る側もリラックスしており、好印象になりやすいケースも多くあります。
“軽いユニーク手土産”という選択肢
定番の焼き菓子やコーヒー・紅茶だけでなく、相手のプロフィールに少し寄せると、さらに喜ばれやすくなります。
プロテインバー(甘さ控えめ)
健康志向の男性に刺さりやすく、「考えて選んだ感」が伝わります。
栞(しおり)
読書好きの男性に驚くほど好評。軽くて邪魔になりません。
カフェインレスのティーバッグ
仕事が忙しい男性にとって実用性が高いアイテムです。
1枚のフェイスパック
美容意識の高い男性が増えている今、ほどよい気遣いとして受け取られます。
グルテンフリーのお菓子
体質や健康意識に寄り添えるため、「見てくれている」と感じてもらえます。
男性へのメッセージ:手土産の有無=気遣いの有無ではありません
男性側に誤解してほしくないのは、「手土産がある=良い女性」「ない=配慮がない」ではないということです。
女性は、服装・メイク・移動・準備など、多くのエネルギーを使ってお見合いに臨んでいます(男性もです、わかってます)
大切なのは、その時間をどれだけ丁寧に過ごそうとしてくれたかです。
手土産は、その“表現方法の一つ”にすぎません。
まとめ:手土産は“必要ではない”けれど、“プラスに働く可能性があるオプション”
- 手土産は必須ではない
- 相手を見て選んだものは確かに喜ばれやすい
- プロフィールから拾えると“特別感”が生まれる
- 女性側の無理のない範囲で選べばOK
- お見合い当日にこだわらず、初回デートで渡すのも選択肢
- ユニークで軽いアイデアのほうが負担がなく好印象
手土産に迷った際は、お相手のタイプや距離感、ご自身のキャラクターに合わせて判断するのが安心です。
お相手を思い、ご自身らしさが出せる。
そのようなお土産が選べて、結果的に良縁へと繋がりますことを、心から願っております。
